キャッシュレス社会の光と影 2018 8 25

コンピューターが得意な私は、こんなことを考えてしまいます。

 今、世界は、キャッシュレス社会へ突進していますが、
これには、光と陰があります。

 いつもはクレジットカードで本しか買わない人が、
ある時、高級ブランドのハンドバッグを買っていた。
 これは、「クレジットカードが盗難に遭っている可能性が高い」と判定して、
クレジットカード会社のコンピューターが警告メッセージを出す。
 このようなことは、AIコンピューターでなくても、
今のコンピューターでも、十分可能です。
 クレジットカード所有者の買物の「癖」をデータベースにしておいて、
その「癖」から外れる買い物があったら警告を出せば、
クレジットカードの不正利用を防ぐのに有効です。
 しかし、ハンドバッグは、
妻にせがまれて買っていたとしたら、
不正利用ではありません。
それで警告メッセージが出たら、プライバシーの侵害になるでしょう。
 キャッシュレス社会は、安全な社会であると同時に、
プライバシーのない社会になる可能性があると言えるでしょう。



















































































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